東京パラリンピックが終わって一年。
パラ競技への注目の機会が減り、支援金の低下に悩んでいます。
パラ競技の意義は「共生社会を実現すること」。
活動を通じてこの目標に向かいたい。何か良い手立てはないものだろうか。
そんな中、広告会社である電通デジタルでデザイナーをしている方からアイデアの提案がありました。
「大企業のスポンサードロゴのように、支援する個人の名前がパラアスリートの服に掲載される仕組みで支援を可視化すれば、もっと幅広い人がわくわくして応援してくれるのではないでしょうか？」
この提案に共感した私たち連盟は電通デジタルさんと一緒に、クリエイティブとテクノロジーの力を使い、誰でも簡単に自分のロゴが作れる仕組み「個人スポンサー制度」を作りました。
支援者の想いが込もったロゴはパラアスリートの服に掲載され、美しく集まり、パラアスリートに勇気を与えてくれます。同時にそのロゴは、アスリートが活動するための資金も生み出します。支援者も自分の支援が可視化されるので、支援する人も支援される人も互いにハッピーになる形を目指していきたいと思います。

https://readyfor.jp/projects/people-sponsored-logo

今回のプロジェクトとこれからについて。

こちらのスポンサーロゴ制作特設サイトにて、ご支援いただいた方のお名前またはニックネームを入力していただきます。するとサイトがAIを用いて複数の組み合わせからロゴをピックアップ。あなただけのスポンサーロゴを提案します。

大勢の皆さまの熱い想いが込もったスポンサーロゴはユニフォームにデザインされ、連盟主催のイベントなどで選手が着用します。ロゴのデザインは幸運をもたらす日本の文様をベースにしており、集まると美しい晴れ着のように仕上がります。これら日本の文様が世界で活躍する選手たちを後押しするようにとの願いも込めています。


選手はみなさんの力をもらってより良いパフォーマンスが発揮できますし、支援者の方はご自分のロゴが入ったユニフォームを着た選手を応援できるというかけがえのない体験を得ることができます。



今回のプロジェクトは、「共生社会を実現すること」に向かって取り組む第一歩。
クラウドファンディングで想いと資金を集めて、応援いただいた皆さまとともにこれからも継続できる活動を進めていきたいと思っています。

今後実施していきたいこととしては、競技普及の意を兼ねた、障がい者も健常者も垣根なく誰でも参加できる（＝選手体験としても、審判としても、ボランティアとしても、観て楽しんだり応援したりしても）ごちゃまぜパワーリフティングイベントです。

実はパラ・パワーリフティングは健常者よりも重い重量を持ち上げた記録があったり、使用する器具は健常者も同じものを使えたりする、とっても興味深くて近い存在。

また皆さまの支援金は一回だけのイベントへの支援に使用するものではありません。なかなか支援の行き届かない日々の練習のサポートとして2023年度の1年間、選手を支えていただけるとっても力強い支援になります。
ですので、2023年の1年間は毎月、選手からのメッセージをお届けします！

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プロジェクト概要

目標金額：100万円
資金使途：
共生社会を実現する「ごちゃまぜパワーリフティングイベント」の開催費
日々の練習のサポート費
ユニフォーム制作費

スケジュール：
10/12(水)11時〜11/21(月)23時：支援募集期間
募集期間終了後、支援者にロゴの送付先をご連絡
〜12/5(月)：ロゴ制作締め切り
2023年初旬：ユニフォーム制作完了
2023年2月~3月：選手とのオンラインミーティング（複数日からの選択）
2023年3月中「ごちゃまぜパワーリフティングイベント」
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目標金額達成のお礼とネクストゴールについて

本クラウドファンディング、「ロゴで応援！パラアスリートと一緒に戦う個人スポンサー募集」は、皆さまの温かいご支援のおかげで、目標の100万円に到達することができました。関係者一同、心から感謝申し上げます。皆さまからの応援と励ましのお言葉とご支援はとても心強く、選手たちや私どもが活動していく上での活力になります！

さて、この度、次の目標として、新たなゴールを設定いたしました。
実は、昨今の報道でも取り上げられることがありますように、私たちもスポンサー減少で運営費不足に苦しむ団体です。今年度は3社のうち2社が撤退し、運営費に充てていた協賛金600万円を失ってしまいました。運営費が足りないために、人手不足や、普及事業が後手に回るといった面で、選手サポートにも影響が出かねない状況です。

パラ・パワーリフティングは、
○応援していただいている人
○スタッフやコーチ
皆さんの力と「自分の夢や目標」を乗せて、重いものを挙げる競技でもあります。

もっと多くの人の夢を持ち上げたい、その雄姿からみんなに笑顔を届けたい！と強く願っています。そのために「普及」活動にも力を入れたいのです。

パラ・パワーリフティングは、ベンチプレスをパラリンピックルールで行う競技です。
ベンチプレスは障がいの有無関係なく楽しめます。

ですから、私達をたくさんの人に知っていただく、体験いただくということは「障がい」なんて言葉も必要ない、ボーダレスな世界、共生社会の実現に近づくものだと考えています。今まで知らなかったけど、知れば視野をもっと広く持つことができる世界、それが社会にとっての私たちかもしれません。

そういうわけで、選手の活躍とそのサポート、そして普及活動は、資金難を理由にあきらめてはならないと考え、ネクストゴールとして、昨年の協賛額とおなじ「600万円」を設定させていただくことにしました。

11/21までさらなる挑戦を続けていきたいと思います。
これからも変わらぬご支援をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

NPO法人日本パラ・パワーリフティング連盟