デザインノートPremium『未来をつくるデザイン図鑑 太刀川英輔/NOSIGNER』

定価:2,000円+税
ISBN:978-4416623978
2024年2月14日発売

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デザインとは、目的を達成するための手段だ。ときに一人ひとりが健やかで幸せな暮らしを送るために、ときに企業が経済活動を発展させるために。いつの時代もデザインは、人々のさまざまな願いを実現するために、その力を発揮してきた。人間の活動が地質や生態系に多大な影響を与える「人新世」に突入しているという議論がなされている現代において、地球の生態系と共生しながら、未来にわたって持続可能な社会を構築することが、我々人類の大きな願いになっている。

 本号で特集するNOSIGNERを率いる太刀川英輔は、さまざまな領域のスペシャリストたちと協働しながら、防災、環境、食、地域、教育など現代社会が抱えるさまざまなイシューに対して、デザインができることを追求し続けてきたデザイナーだ。
「未来をつくるデザイン図鑑」と題した本特集では、NOSIGNERによるデザインの実践(=HOW)を紹介するだけではなく、その背景にある社会課題(=WHY)にもフォーカスを当てる。WHYとHOWを行き来しながら、社会の要請に応えてきたNOSIGNERのデザイン活動からは、より良い未来をつくるためのさまざまなヒントを見出だせるはずだ。

太刀川英輔(たちかわえいすけ):アートディレクター。横浜市出身。2003年法政大学工学部建築学科卒業。2006年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程に在学中、あえて個人名は出さずNOSIGNERとして活動。2011年3月の東日本大震災復興支援のためのOLIVEプロジェクトとともに個人名を明かし、社会や未来に役立つデザインのみを手掛けるデザインファームを標榜するデザイン組織NOSIGNERを設立。ブランディング、商品企画、グラフィック、パッケージ、建築、空間デザインなど複数の領域にわたるトータルディレクションを行う。2021年に著書『進化思考』(海士の風)で山本七平賞を受賞。同年、JIDA(公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会)の理事長に史上最年少で就任、現、代表取締役社長、Expo 2025 大阪・関西・日本館 基本構想 クリエイター、金沢美術工芸大学客員教授 キリロム工科大学(カンボジア) 理事、株式会社マチミライ株式会社 チーフデザインオフィサー、株式会社47プランニング 取締役、株式会社ゼンループ チーフデザインオフィサー/取締役。

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「写真家」としての達観した視点と「母」としての優しい眼差しが混在する、
さまざまな家庭のダイニングテーブルをとらえた写真展「Gardening」を開催

PUBLICIS WALL GALLERY(PWG)は、beacon communications、MSL JAPAN、Saatchi & Saatchi TOKYOをはじめとする
PUBLICIS GRUOPE JAPANの目黒オフィスの受付に開設されたギャラリーです。ギャラリーでは、“1MONTH,1ARTIST,1EXHIBITION, 1WORKSHOP”をコンセプトに、1カ月に1人(もしくは1組)のアーティストによる展示と、同アーティストによる期間中に1度の関連ワークショップを開催しています。

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2024年3月9日(土)― 3月31日(日)

「やまなしメディア芸術アワード」(YMAA)は、創造性にあふれる地域社会の実現をめざして、山梨県が取り組む芸術文化創造のための公募プログラムです。高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術を有する人材育成を目的とし、独創性の高い作品を顕彰するとともに、アートアワードを新たな価値や技術を創出するプラットフォームと位置づけています。

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インターネットの普及により、私たちは日々膨大なイメージを目から取り込んでいます。展覧会を訪れる前に、誰かのSNSで作品を見たり、その場に行ったような気分になったりした経験のある人も少なくないでしょう。オンラインでの鑑賞機会が増え、必ずしも実際に作品を見るべきだとは言えない時代になってきていますが、依然として、画面越しでは伝わりきらない作品の魅力があるのも事実です。

本展では、作品と対峙することで、その技法や構造の違和に気づきをもたらすような、認知の構造を視覚的に表現する3組のアーティスト、大庭孝文、菅雄嗣、ヨフ(大原崇嘉、古澤龍、柳川智之)の作品を紹介します。

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トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)レジデンシーでは、アート、デザイン、建築、キュレーションといった創造的分野で活躍する世界中のクリエーターが来日し、滞在制作やリサーチ活動が行われています。 オープン・スタジオでは、普段はなかなか見ることのできないクリエーターの制作やリサーチ活動について展示・公開し、作家によるトークを行います。 
3月16日(土)・17日(日)には、滞在中のクリエーターによる自身の作品や東京での制作、リサーチ活動についてのトークを行います。また、スタッフが各クリエーターのスペースにて滞在中の活動や展示作品の見どころについて日本語で紹介するギャラリー・ツアーを開催します。 

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企画公募プログラム「OPEN SITE 9」では、2024年11月から2025年2月にトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)本郷で実施する企画を募集します。前回の「OPEN SITE 8」では、応募総数215企画から厳正なる審査を経て、セルフ・キュレーション企画やパフォーマンス、参加型イベント等の9企画を選出し、いずれも好評を博しました。2024年度も、時代性に即した視点でこれまでにない表現を探求し、社会と向き合う創造的な企画を募集します。発表形式は、展示、パフォーマンスのほか、シンポジウムやワークショップなどを対象にしたdotの3部門です。今年度はパフォーマンス部門に、クリエーションのための会場使用期間を設定しました。美術館の展示室やコンサートホールとは異なる、TOKAS本郷の空間を活かした自由な発想による企画をお待ちしています。

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植物をイラストレーション、和紙立体など、様々な手法で表現した作品を展示します。

◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年3月26日(火)〜3月31日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)

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装幀家の宮川和夫さんを講師に迎え、装画を描きたいイラストレーター五人が集まり、学びと研究を続けてきました。
今回はその成果として、個々人が決めた課題図書の装画とそれらを用いて宮川さんが装丁したカバーを展示します。
私たちの右往左往ぶりをご高覧いただければ幸いです。

◎開催情報
会場:gallery DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20-101
http://gallery-dazzle.com
会期:2024年3月19日(火)〜3月24日(日)
時間:12:00ー19:00(最終日17:00)

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